上のあごの成長が悪いと、いろんな病気や、症状につながるということをご存知でしょうか?
・上アゴと下アゴの成長の時期が違う
・発育とは非常に短い時間に起きる連続したもののつながり。悪い影響はどんどん連鎖していく。
・上アゴの成長が悪いと全身的には何が起きるの?
・上アゴの成長が悪いと口周りはどうなるの?
1.上アゴと下アゴの成長時期が違う
上アゴ
成長のピークは5歳
7歳で幅は大人の95%
10歳~12歳で成人並みに
下アゴ
男子は12~15歳、
女子は10~12歳が発育のピーク
18歳まで成長は続く
2.発育とは非常に短い時間に起きる連続した事がらのつながり。
このつながりが何らかの影響で崩れると、、、、悪い影響は負の連鎖を生んでしまいます・
上アゴの成長が悪い(小さい)と、鼻づまり、
気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎
を引き起こすことがあります。
3.上アゴの成長が悪いと全身的には何が起きるの?
先ほどは「鼻づまり」の話をしましたが、それだけではありません。
「鼻づまり」があると、いつも「口で呼吸」しているので、喉の粘膜が乾燥して腫れやすくなります。
「風邪をひきやすい」「扁桃腺が大きくなる」
また、鼻と耳は近い部分になるので、「耳の聞こえ」にも影響がでます。
鼻づまりがあることで夜眠りが浅くなり、「眠り」の質が下がります。
夜寝ている時に成長ホルモンが分泌されたり、脳が発達していくので、
「眠り」がうまくいかないと
「体の発育」や「知能」に後れがでてしまいます。
「おねしょ」や「肥満」にもつながります。
他にも、鼻づまりで「口で呼吸」している子は首が前のめりになり、姿勢が悪くなります。
4.上アゴの成長が悪いと口周りはどうなるの?
上アゴの裏側が深くなり、舌が収まらなくなります。
いつも舌は唇から出た状態になり、イラストのように、奥歯をかみ合わせても、上下に隙間ができてしまいます。
下アゴの歯が内側に倒れたり、歯並びがガタガタになります。
如何でしたか?
上アゴはと~っても大事な骨だということが分かったと思います。
次回以降、「上アゴの成長をどうやったら正しく導くことができるか?」
を記事にしていきたいと思います。