こんにちは。泉崎ファミリー歯科院長・下所です。
私も3人目の赤ちゃんの育児に奮闘していますが、お母さんたちは忙しいですよね。
家事しながら、上のお子さんの遊びに付き合いながら、、赤ちゃんを抱っこしているかもしれません。
そんな忙しい状況の時、抱き方が崩れていることがあるかもしれません。
その場合、どんなことが起こるのか?
正しい抱き方は何なのか?を教えたいと思います。
歯並びが悪くなるのは、遺伝的な要素もありますが、後天的な要素も大きいです。抱っこの仕方、離乳食の上げ方など、一つ一つの姿勢が背骨の成長や口呼吸(口で息をすること)に影響します。正しい知識をつけて、すこしずつ習慣化していくことが大切です。
誕生~首すわりまで
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいた姿勢が一番落ち着きます。
その姿勢を再現するよう「まんまる」に抱いてみましょう
まんまる抱っこのしかた
- 背中がcの字になるように
- 膝ははお尻より高く
- 手足は曲げ、身体がねじれていない
正しいだっこのしかた
保護者の腕が赤ちゃんの仙骨にくるイメージです。
よくない抱っこのしかた
足の間に保護者の手が入っていることで、足が伸びていて、背中も丸まっていません。小さいのでわかりにくいですが、体もねじれていています。
縦に抱くことや、首が落ちることに注意
首が後ろに落ちると、、、首の後ろの関節に負担がかかります。この部分の筋肉や神経は、哺乳行動とって重要な部分です。頭の落ちた姿勢は、口が開きにくい、舌が動きにくい、嚥下しにくい、すぐにむせるなどの症状が起こります。
そのまま続けてしまうと、口呼吸(口で息をすること)につながり、歯並びが悪くなる可能性があります。
口呼吸と歯並びについて
過去記事はこちら
https://shika.okinawa/2018/04/05/nose/
授乳のさせ方
正しい飲みかたのポイント
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- まん丸の姿勢
- 手足は曲げ、身体がねじれていない
- 深くくわえて飲んでいる
- 3ヶ月までは顔と体は横向きに飲ませる
※生後3ヶ月以降では首が座ってきて、口蓋のところにある2つある弁が1つになるため、横向きのままだと飲み込みがしにくくなります。
※浅飲みになると、よくない飲み込み方がクセがついてしまいます。また、母乳量も十分にでないことも多く、赤ちゃんも満足できず何度も頻回に授乳したりします。
首すわり~ひとり立ちまで
抱っこのしかた
ハイハイ
ハイハイは腰の筋力を鍛えるために非常に大事です。たくさんハイハイさせてください。腰の筋力が自然と付いてくると、無理なく一人で座れるようになります。また、一人で座ることができないうちに、セット座位をさせることは問題があります。セット座位は骨盤がゆるみやすく、猫背になりやすくなります。
※セット座位とは、一人でお座りが出来ない子に対して、バンボなどの椅子を用いて座らせること
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