入れ歯があわない~入れ歯治療

プラスチック義歯(保険診療の入れ歯)

特徴 床部分(口に当たる部分)が歯科用プラスチックで作られた入れ歯
メリット
  • 費用が安い
  • 6ヵ月ごとに再製作できる
デメリット
  •  厚みがあり、装着時に違和感がある 
  • 歯が擦り減りやすい
  • 咬む力が顎の骨に伝わりにくいので顎が痩せやすく、合わなくなることがある
  • 植物の温度を感じにくい
保証期間 なし
審美性 ×:入れ歯であることがわかりやすい
耐久性 △:壊れやすいが、修理も簡単
通院期間 短い(最短4回)

コバルトクロム義歯

特徴 金属床義歯の一種。金属床の中でも最も歴史のある素材・コバルトクロムを使用。
メリット
  • 薄くできるため、口の中が広く感じ、舌が動かしやすい
  • 食べ物の温度を感じやすい
  • 金属床の中では比較的費用が安い
デメリット
  • 通院期間が長い
  • 金属アレルギーの心配がある
  • 顎の形によっては製作できない
  • 自由診療のため、保険診療の入れ歯より費用が高い
保証期間 3年
審美性
耐久性
通院期間 長い(6ヵ月~1年)

ノンクラスプデンチャー

特徴 金属のバネ(クラスプ)がない部分入れ歯。
メリット
  • バネがないので、入れ歯だと気づかれにくい
  • 食べ物の温度を感じやすい
  • 軽くて弾力性の高いため、フィット感がよい
デメリット
  • 口腔内の状況によっては作製できないケースもある
  • 自由診療のため、費用が高い
保証期間 3年
審美性
耐久性
通院期間 短期での制作可能(1週間~1ヵ月)

保険診療と自費診療の入れ歯、どちらがいいの?

当院では保険診療・自費診療にかかわらず、患者さんのご要望を伺って最適な入れ歯をご提案しています。しかし、おすすめしたいのは自由診療の入れ歯です。「価格が安い」「製作期間が短い」という保険診療の入れ歯のよさを考慮しても、自由診療の入れ歯にはそれを上回るメリットが備わっているからです。