インビザラインGOとは…
上下の大臼歯の位置を変えず、主に前歯部の歯列矯正に特化したシステムのことです。
わたくし、泉崎ファミリー歯科の歯科衛生士のTがインビザラインGOをやってみましたーーーーーーーー!!!!!!!!
実際使ってみて、実感したこと、気になる疑問など詳細にレポートしていこうと思いますっ!!
<治療の進め方>
①症例評価
まずインビザラインGOシステムで治療できるか判断するため、口腔内写真をアップロードし矯正の難易度を確認する。
②印象採得
アライナーを作るためにシリコンを用いて精密印象を取る。
③3D治療計画の作成
予測される歯牙の最終位置や、おおよその期間の確認。
④アライナーの製造・出荷
⑤アライナーの装着
*始める前の私の歯列の状態
世間一般的な歯並びが悪いイメージ=叢生(いわゆるガチャ歯)
ではないので、他の人から一見すると歯並びが悪いイメージはない様子。
周りの人に矯正すると言うと「歯並び良いのに矯正するの?」とも言われていました。
実際には、、、
上顎左右とも2番が捻転していて、下顎前歯と切端が接触(やや反対咬合気味)
幼い頃から舌を下顎前歯の裏においていたため、歯間空隙が目立っていた。
(舌のポジションって大事なんだなと痛感しました)
↓↓↓
アライナーを装着する前にアタッチメントだけの時期がありました。
急に現れた突起物に粘膜が慣れなくて、口内炎ができる…とまではいきませんが当たるところに少し痛みを感じました。
・アタッチメントの位置
右上5.2.1 左上1.2.3
右下3.4.5 左下4.5
・IPR(隣接面をダメージのない範囲で削ってスペースを確保する事)の必要は無し。
IPR とは、もう少し並べたいときにヤスリをかけ、歯を内にいれることです
*3月7日(土)
いざ1つ目のアライナーSTART
慣れないので装着するのに時間がかかる。絶対鏡を見ながらじゃないと付け外しできないし、アタッチメントが脱離しないか不安でした。
実際付けてみると、思ってたよりは痛いという程ではなく、窮屈、締めつけ感がすごいけど2.3日すると慣れる程度でした。
何日目かで左下4番のアタッチメントが脱離。
右上5番のアタッチメントも尖ってる気がしたのでスタッフに診てもらった所、脱離しかけてたのか、探針でひっかけるとすぐ取れたので新しくやり直してもらいました。
*3月21日(土)
2つ目のアライナーに交換。
2週間もたつとまったく痛みもなく、あっという間でした。新しいアライナーに変えると初めは違和感、少し痛みがあるけど2.3日目では慣れてきます。
*4月4日(土)
3つ目のアライナーに交換。
この頃からアタッチメントの着色が気になってきました。
トマトソース、カレー、コーヒーといった着色しやすいものを気にせず口にしていたので…
*4月18日(土)
4つ目のアライナーに交換。
目に見えて下顎前歯部の隙間が狭くなってきました。アライナーを外して舌で歯を触った感触も変わってきている!歯が動いてきてるのを実感しました。でも上顎は目に見えた変化は無し。
*5月2日(土)
5つ目のアライナーに交換。
左下3.4間の空隙が1番大きかったのが(2.3ミリはあったと思う)1ミリ程度になっています。
上顎の変化もまだ感じず…
- メリット
・思ってたより痛くない。(個人差あると思います)
・3Dシュミレーションで最終的な歯列も確認できる。
・ワイヤーじゃないのでブラッシング、フロスしやすい。
・透明なアライナーなので目立たない!矯正してると気付かれない。
(↑1番の利点かと思います)
・食事の時は外さないといけないので規則正しい食習慣が身につき、間食が減りダイエット効果も期待できる!(かもしれない)
・デメリット
・新しいアライナーの付け始めと、チューイーを噛んでる時は痛い。
・しゃべりにくい。特に新しいアライナーに交換した直後は発音しにくいです。
・装着中はだ液が歯面にあまり触れないのでカリエスになりやすい(その分セルフケアを徹底する必要がある)
・20時間装着(できれば22時間が好ましい)ってなかなか大変。食事したあと、気づいたら長時間つけ忘れていたり、外食した時は特に大変。
・食事の時は外さないといけないので気軽にコーヒー、お茶を飲んだり、間食できない。(良い点でもありますが、食いしん坊なのでそれがツライ)
全部で13個のアライナーに交換していくので
まだ途中経過ですが、私が体験しての感じた事です。
下顎の前歯部の空隙が気になっていたので、目立たなくなってきた今、とても嬉しいです。
また経過を追って報告していきます。