最期まで口から食べる喜びを
口腔ケア パンフレット
「楽しく」「おいしく」「安全に」食事をするため、また「誤嚥性肺炎予防」のため。
日々の口腔ケアで口腔内を清潔に保ちましょう。
お口の健康は全身の健康へ
お口の健康は全身の健康維持向上につながります。最期まで口から食べる喜びを持ち続けましょう。
泉崎歯科もぐもぐサポートチームでは、最期まで自分の口から食べられる町「沖縄」の実現に向けて活動をおこなっています。
口腔ケアをするけどやり方がわからない…など、口腔ケアに悩める方々の参考になれば幸いです。
よくあるご質問 (Q&A)
Q
何も食べていなくても口腔ケアは必要?
必要です。
唾液の分泌が減り、口腔内トラブルが起きやすくなります。何も食べていなくても口腔ケアは重要です。
Q
乾燥が強く、出血しやすい時は?
保湿してから優しく。
保湿し、汚れをふやかしてから優しく除去すると出血しにくいことが多いです。
Q
舌苔(舌の汚れ)がとりにくい
保湿剤を活用しましょう。
保湿剤を塗布して数分置いた後にケアすると、除去しやすい場合があります。
Q
口を開けてくれない時は?
・K-point刺激:指で上顎奥歯の奥あたり(K-point)を軽く押すことで開口する場合があります。
・補助具の使用:必要に応じてデンタルブロック等を使用し、開口を保持することも可能です。
むし歯や出血等があり痛みが強い場合は、専門的な歯科治療が必要な可能性があります。歯科受診や往診をご検討ください。
口腔内の観察ポイント
口臭は?
乾燥してない?
出血してない?
舌の白い汚れ
歯のグラつき
入れ歯の適合
痛みはない?
口は大きく開く?
口腔ケアの姿勢
座る姿勢(車椅子など)
- 深く座る
- 足をしっかり床につける
- あごを引く
ベッドでの姿勢
- 体を起こし姿勢を整える
- 背もたれに寄りかからない
- クッション等で後頭部を支え、あごを引く
- 足の裏を安定させる
口腔ケア物品
歯肉の状態に合わせて硬さを選ぶ
使い捨てで衛生的。粘膜の清掃に
口腔内に薄く伸ばし保湿する
歯垢除去に有効。口臭予防も
舌の汚れを優しくとる
義歯専用のブラシ
カビが発生しないよう除菌を行う
口腔ケアの手順
口腔内の確認
「観察ポイント」を参考に確認します。介助を行う場合は、これからハミガキをすることを声かけして伝えます。
歯の磨き方
鉛筆を持つように歯ブラシを握り、小刻みに動かし優しく磨きます。必要に応じて歯間ブラシを使用します。
粘膜掃除
しっかり水を切ったスポンジブラシやガーゼで、上あご・舌・頬内側等の汚れを奥から優しく取り除きます。
保湿
汚れを除去後、保湿剤を上あごや舌、頬の内側に薄く塗布します。(※多量は汚れの原因になるため少量で)
義歯を洗浄
義歯を外し、流水でこすり洗いします。入れ歯洗浄剤の使用が効果的です。
歯科訪問診療(往診)のご案内
「通院が困難…」と治療をあきらめていませんか?
対象となる方
疾病や傷病によって歯科医院に通院するのが難しい方。
ご自宅や施設で歯科診療が受けられます。
往診スタッフ
主に歯科医師、歯科衛生士、歯科助手などの専門スタッフがお伺いします。
主な内容
- むし歯治療、歯周治療
- 義歯調整、義歯作成
- 嚥下訓練
- 口腔ケア など
費用について
概ね、医療保険と介護保険が適用になります。
詳細な金額については、往診を受けたい歯科医院にご相談ください。